事故にあった場合の注意点!実際の体験を元に解説

先日、初の路上事故にあいました。幸い怪我人は自分のみ。けれども手続きや対応はかなり面倒でした。

実際に事故にあった結果、やらないほうが良かったことや手続きをスムーズに終わらせるためのポイントを解説していきます。

今回の事故条件

  • 車とバイクの事故である
  • こちらが被害者となる
  • 怪我人は自分のみ

ちなみに事故直後の「怪我人と車両を安全な所へ移動」「警察を呼ぶ」「事故相手と連絡先の交換」「家族への連絡」「会社への連絡」はしっかり済ませた状態でのお話です。

①病院へ行くなら救急車を呼ぶ

上記でも書きましたが怪我したのは自分一人でした。相手の方は救急車の手配を試みようとしてくれましたが、一旦はお断りしました。

痛いけど歩けない訳ではなく、家族に病院まで乗せていってもらおうと考えたためです。

自分で病院に電話をかけてみましたが、夕方で時間外ということもあり、なかなかOKをもらうことができませんでした。

数件目に電話をかけたところで、電話先の病院の先生に「怪我したなら救急車を呼びなさい。救急隊員でも数十件は電話してOKをもらってから搬送するよ」ということを促され、ようやく救急車を呼びました。

救急車が到着するまでは数十分とかからなかったのですが、病院への連絡に30分ほど時間がかかってしまいました。

初めから呼んでいれば、もっと早く終わったかもしれません。電話手続きを考えれば、自分が怪我をした場合でも遠慮せずに呼んだほうが良いでしょう。

②事故関係の支払いは全て保留にする

やらないほうが良かったこと2つ目は病院の支払いをしてしまったことです。手持ちの現金が飛んでいくので、相手の保険会社と連絡が取れるまで不安で仕方ありませんでした💦

任意保険会社の方によると、事故後の医療費は支払い先の決定まで保留にすることができるとのことでした。

事故後に保留にしておくべき支払いは以下の通り。

・病院の医療費
・車両の修理代

特に病院の医療費に関しては複雑でした。事故の状況によっては通勤災害(労災保険対応となる)になる場合もあるので、とりあえず保留でOK。

通勤災害認定となれば健康保険証が使えないので、詳しくは勤めている会社(会社が対応してくれないなら労基)に確認しましょう。

通勤災害かそれ以外の違い
・通勤災害になる→有給にしない、健康保険証✕
・通勤災害にならない→有給でもOK、健康保険証○

万が一、支払ってしまった場合でも、手続きすれば返金してもらえます。

他に気を付けることとしては、自己判断で病院に行くことをやめないように注意することです。

後、自分は通勤災害にあたらない事故だったため、会社に提出する医療診断書は自己負担となりました。

③事故相手に聞いておくこと4つ

やっておくべきこと3つ目は事故直後に相手の情報確認をしておくことです。最低でも名前と電話番号は必ず確認して登録しておきましょう。

事故相手に確認すべきこと4つ
・フルネーム
・電話番号
・任意保険に入っているか確認
・自賠責保険&任意保険の会社名

今回の場合、相手の方は事故直後に任意保険へ連絡済みで、自分にもしっかり伝えてくれていました。しかし、自分は保険会社の電話番号や会社名まではメモしていませんでした。

結局、相手の保険会社名の確認に時間がかかってしまい、連絡は14日後となりました。

出来れば聞いた時点でメモしておくと、スムーズに手続きできたかもしれないです。

車両の修理&レッカー移動

今回の件では車両は後日移動することにし、車両を止める場所の持ち主に許可を取りました。

任意保険を支払っていれば、だいたいレッカー車のサービスがついています。

電話1つでレッカー車手配をしてくれるので、保険内容は事前に確認しておきましょう。

車両の修理代については保留にすることができます。引き取り日時と電話番号は修理先に伝えておきましょう。

※相手が対物補償をつけていない場合は、事故割合によって修理費の負担額が決まるそうです。

休業損害証明書は給与が支払われなければ書けない

支払い手続きで知らなかったことの1つは、休業損害証明書を書いてもらう時期についてです。

自分は休業損害の支払いについて、1ヶ月程度で終わるだろうと考えていました。

けれど、休業損害というのは働けない状態になり損失を被った場合に、支払われるはずだった給与金額を補てんするというもの。

給与が支払われてから、書いてもらえる書類となります。

自分の会社では給料は後払いのため、12月分の給与は1月支払いとなります。

よって事故日が12月なら、実際に休業損害が支払われるのは、1ヶ月以上先となってしまいます。

当然ながらこの時期の差額分は自分で対応することになるため、貯金はある程度持っていたほうがよいということが分かりました。

弁護士補償特約は必要?

今回の件では弁護士特約なしでも問題はありませんでした。

万が一、こちらの過失割合が0の場合は、保険会社が連絡対応をしてくれないようです。

そういった場合に、自分で事故相手と連絡のやり取りをしなければならないのはストレスなので、弁護士補償特約をつけていれば費用を負担してくれます。

ただし、どちらも動いている状態では、過失0になることはほとんどないと警察の方に聞きました。事故後も自分はかけなくても良いかなと考えています。

まとめ

今回の事故でわかったことは以下の通りです。

  • 怪我したなら救急車を呼ぶ
  • 保険会社の名前と連絡先はメモする
  • 病院代と車両修理代は支払い先決定まで保留にする
  • 車両移動はまずは任意保険会社に聞く
  • 休業損害金額が支払われるのは1ヶ月以上先になる

事故後の対応について、よく言われることのほかに実際の経験を踏まえてどうだったかを解説しました。

とにかく事故手続きには時間がかかり、どちらにも損害しか生み出さないため、今後も事故を起こさないよう気を付けて運転していこうと考えています。

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